株式会社キングジムから発売されているポータブル翻訳機、World Speak(ワールドスピーク)。この翻訳機はどのような特徴を持つのでしょうか。気になる価格についても調べてみました。
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World Speak(ワールドスピーク)の紹介動画はコチラ
World Speak(ワールドスピーク)は、株式会社キングジムから販売されているポータブル翻訳機です。
World Speak(ワールドスピーク)には、ポータブル翻訳機のほかに、対話型翻訳機で同名の商品もありますが、ここではポータブル翻訳機の方に限定して紹介します。
下の動画は、World Speak(ワールドスピーク)の紹介動画です。
動画の長さは2分49秒となっています。
World Speak(ワールドスピーク)の特徴
World Speak(ワールドスピーク)の特徴について、まずは簡単な表で書いてみると以下のような感じになります。
名称 | World Speak(ワールドスピーク) HYP10 |
本体画像 | |
発売日 | 2019年12月6日 |
対応言語 | オンライン翻訳155言語 オフライン翻訳17言語 |
インターネット接続 | オフラインでも一部可 |
グローバルSIM対応国 | 178の国と地域 |
翻訳機能 | 双方向 |
テキスト表示 | 〇 |
操作 | 物理ボタン、タッチパネル |
価格 | 26,000円(税抜)(SIMなし) 36,000円(税抜)(グローバルSIM(1GB)付き) 51,000円(税抜)(グローバルSIM(3GB)付き) 56,000円(税抜)(国内専用SIM(2年間使い放題)付き) |
販売サイト | Amazon 楽天市場 |
World Speak(ワールドスピーク)の特徴
World Speak(ワールドスピーク)の特徴を細かく見て行くと、以下のようなことが言えます。
World Speak(ワールドスピーク)の特徴
- 対応言語はオンラインで155言語、オフラインで17言語
- グローバル対応SIMカードを利用すれば世界 178 の国と地域で使用可能
- モバイルデータ通信の容量を使い切った場合はチャージ手続が必要
それぞれどういう特徴なのか、1つずつ解説していきます。
World Speak(ワールドスピーク)の対応言語
World Speak(ワールドスピーク)はオンラインで155言語、オフラインで17言語に対応しています。
オンライン翻訳の対応言語はWorld Speak公式サイトでご確認ください。
オフライン翻訳は翻訳元の言語によって、翻訳できる言語が異なります。
オフライン翻訳の対応言語については、以下の通りです。
翻訳元 | 翻訳可能言語 |
イタリア語 | 中国語(簡体字)、オランダ語、英語(全5言語)、フランス語、ドイツ語、ヒンディー語、日本語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語(全2言語) |
英語 (全5言語) |
中国語(簡体字)、オランダ語、フランス語、ドイツ語、ヒンディー語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語(全2言語) |
オランダ語 | 中国語(簡体字)、英語(全5言語)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語(全2言語) |
韓国語 | 中国語(簡体字)、オランダ語、英語(全5言語)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語(全2言語) |
スペイン語 (全2言語) |
中国語(簡体字)、オランダ語、英語(全5言語)、フランス語、ドイツ語、ヒンディー語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語 |
中国語 | オランダ語、英語(全5言語)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語(全2言語) |
ドイツ語 | 中国語(簡体字)、オランダ語、英語(全5言語)、フランス語、ヒンディー語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語(全2言語) |
日本語 | 中国語(簡体字)、オランダ語、英語(全5言語)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語(全2言語) |
ヒンディー語 | 英語(全5言語)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語(全2言語) |
フランス語 | 中国語(簡体字)、オランダ語、英語(全5言語)、ドイツ語、ヒンディー語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語(全2言語) |
ポルトガル語 | 中国語(簡体字)、オランダ語、英語(全5言語)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ロシア語、スペイン語(全2言語) |
ロシア語 | 中国語(簡体字)、オランダ語、英語(全5言語)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語(全2言語) |
グローバル対応SIMカードを利用すれば世界 178 の国と地域で使用可能
World Speak(ワールドスピーク)はWi-Fi環境下で使用することもできますが、グローバルSIMカードを使用することもできます。
対応しているのは178の国と地域で、かなりの広範囲に対応しています。
モバイルデータ通信の容量を使い切った場合はチャージ手続が必要
World Speak(ワールドスピーク)は、グローバルSIMカードを使用する場合は通信容量に気を付けないといけません。
グローバルSIMカード付きのモデルには、容量が1GBのモデルと3GBのモデルがあります。
どちらも有効期限は2年ですが、モバイルデータ通信可能容量を超えてしまうと、その時点で使用不可になってしまいます。
モバイルデータ通信可能容量については、1GBモデルの場合は翻訳可能時間約35時間相当、3Gモデルの場合は約105時間相当となっています。
モバイルデータ通信の容量を使い切った場合、もしくは有効期限が超過してしまった場合は、World Speak(ワールドスピーク)公式サイトのマイページからチャージ手続をする必要があります。
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World Speak(ワールドスピーク)のメリット
World Speak(ワールドスピーク)のメリット
- 対応言語がかなり多い
- オンライン・オフラインのどちらでも翻訳できる
- グローバルSIM対応国が多い
World Speak(ワールドスピーク)はオンラインで155言語対応と、類似の翻訳機の中では断トツの対応言語の多さ。
Mayumi3で86言語、ポケトークで音声&テキスト:55言語対応、テキストのみ:20言語対応なので、その圧倒的な多さが分かります。
World Speak(ワールドスピーク)はオンライン・オフラインのどちらでも翻訳が可能な翻訳機です。
オフラインでも17言語対応で、こちらも類似の翻訳機と比較すると対応言語はかなり多い方だと思います。
グローバルSIM対応国については、World Speak(ワールドスピーク)は178の国と地域に対応でこちらもかなり多いです。
ポケトークでも133の国と地域で対応となっているので、その差が明らかですね。
World Speak(ワールドスピーク)という名にふさわしい対応言語と、グローバルSIM対応国の幅広さですね!
World Speak(ワールドスピーク)のデメリット
World Speak(ワールドスピーク)には以下のデメリットがあります。
World Speak(ワールドスピーク)のデメリット
- カメラ翻訳機能がない
- 値段が高い
- モバイルデータ通信の容量を使い切るとチャージ手続が必要
World Speak(ワールドスピーク)にはカメラ翻訳(文字翻訳)機能がありません。
2019年12月6日発売のポケトークSにカメラ翻訳機能が新しく実装されたことからもうかがえるように、カメラ翻訳(文字翻訳)機能が付いた翻訳機が次々と発売されてきています。
少し前まではカメラ翻訳機能が付いている翻訳機の方が珍しかったですが、ポケトークにもカメラ翻訳機能が付いたものが出てきたとなると、逆にその機能が付いていない翻訳機だと物足りなく感じてきますね。
本体価格については後で紹介しますが、SIMなしモデルでも26,000円(税抜)、2年間使い放題の国内専用SIMだと56,000円(税抜)という価格になっています。
他の翻訳機ではSIM付きでも2~3万円になっているものが多いことからすると、かなり高く感じてしまいます。
また、グローバルSIMを使っている場合は、通信容量に制限があり、それを超えてしまうとチャージ手続が必要になります。
チャージ手続をするとなると更に料金がかかることになるので、使用頻度が高いとその分ランニングコストがかさんでしまうというデメリットもあります。
World Speak(ワールドスピーク)の価格が気になるならポケトークWがおすすめ
それを考えると、グローバルSIMが2年間使い放題のポケトークWの場合だと、本体価格が19,800円(税抜)なのはかなりお得に感じますね。
World Speak(ワールドスピーク)の価格が気になってしまうという方は、ポケトークWがおすすめです。
対応言語は74言語と、World Speak(ワールドスピーク)と比較すると少なくなってしまいますが、必要な言語が揃っていればこちらで十分だと思います。
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World Speak(ワールドスピーク)の使い方
World Speak(ワールドスピーク)の使い方については、Youtubeで公式の動画があり、そこで説明がされているので参考になります。
ここでは、「翻訳のやり方」、「ボリュームの調整」、「翻訳言語の変更」の動画について紹介します。
World Speak(ワールドスピーク)の翻訳のやり方
【翻訳のやり方】
- 「星」マークの左横にある「時計」マークを押せば、翻訳履歴を確認することができます。
- お気に入りを確認するためには、トップページに戻り「星」マークを押せば確認することができます。
- 画面右上の「星」マークを押せば、お気に入り登録をすることができます。
- 翻訳されたテキスト箇所をタッチすると詳細を確認することができます。
- 「ピコンッ」と音が鳴ったら実際に話し始めます。会話の終わりは本体が自動認識して翻訳を行います。
- 国旗が表示されている方の本体物理ボタン(「□」もしくは「〇」)をワンタッチで押します(長押し不要)。
World Speak(ワールドスピーク)のボリューム調整
【ボリュームの調整】
- 翻訳画面にて画面をタッチしたまま、指を上下に動かすことで、音量を調整することができます。
- 「設定画面」→「環境設定」→「ディスプレイ設定」→「音量調整」でも調整可能です。
- この場合も画面をタッチしたまま、指を上下に動かすことで、音量を調整することができます。
- また、この場合「画面タッチ音」のON/OFFを切り替えることも可能です。
World Speak(ワールドスピーク)の翻訳言語の変更
【翻訳言語の変更】
- 本体中央にある「マジックホームボタン」を押せば、音声で簡単に翻訳言語を自動選択することができます。
- 「言語:○○語と○○語」のように、「言語」と頭につけることで翻訳言語変更の認識をします。
- また、表示されている国旗をタッチすると言語一覧表が表示され、画面を上下にスクロールすることで選択することも可能です。
- 選択したい言語をタッチすると変更できます。
World Speak(ワールドスピーク)の気になる価格
World Speak(ワールドスピーク)の本体価格は、公式サイトによると以下のようになっています。
モデル | 本体のみ | 本体+グローバル対応SIM(1GB) | 本体+グローバル対応SIM(3GB) | 本体+国内専用SIM (2年間通信使い放題) |
---|---|---|---|---|
本体価格 | 26,000円(税抜) | 36,000円(税抜) | 51,000円 (税抜) | 56,000円 (税抜) |
品番 | HYP10クロ | HYP10-G1クロ | HYP10-G3クロ | HYP10-J48クロ |
モバイルデータ 通信可能容量 |
- | 1GB (翻訳可能時間:約35時間相当) |
3GB (翻訳可能時間:約105時間相当) |
使い放題 |
モバイルデータ 通信利用期限 |
- | 2年間 (ただし、上記データ容量を 超えた時点で終了) |
2年間 (ただし、上記データ容量を 超えた時点で終了) |
2年間 |
対応国 | - | 対応国一覧はこちら | 対応国一覧はこちら | 日本のみ |
国内通信SIMは海外では使えないので、海外で利用される方はWi-Fi環境かで使用するか、グローバル通信付きのモデルを選択しましょう。
本体カラーについては現在のところ、黒のみです。
価格はセールなどで変動していることがあるので、購入の際はAmazon、楽天とも比較して検討することをおすすめします。
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World Speak(ワールドスピーク)の特徴まとめ
World Speak(ワールドスピーク)は何といっても対応言語の多さと、グローバルSIMの対応国の多さが特徴です。
価格の高さは気になってしまいますが、対応言語の多さは圧倒的なので、不特定多数の外国人とコミュニケーションをとる必要のある方にとっては心強い味方になるものと思われます。