この記事では自動翻訳機(音声翻訳機)のポケトークWと、World Speak(ワールドスピーク)の特徴と違いについて、徹底比較しています。それぞれ異なった特徴があるので、どちらがより自分に合った翻訳機なのか、検討に役立てていただければ幸いです。
注意ポイント
ポケトークSが12/6(金)に新発売!!
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ポケトークWとWorld Speak(ワールドスピーク)特徴とそれぞれの違い
ポケトークWとWorld Speak(ワールドスピーク)の特徴について、まずは簡単な表で確認していきます。
名称 | ポケトークW | World Speak(ワールドスピーク) HYP10 |
本体画像 | ||
発売日 | 2018年9月7日 | 2019年12月6日 |
対応言語 | オンライン74言語 | オンライン翻訳155言語 オフライン翻訳17言語 |
インターネット接続 | 必要 | オフラインでも一部可 |
グローバルSIM対応国 | 133の国と地域 | 178の国と地域 |
翻訳機能 | 双方向 | 双方向 |
テキスト表示 | 〇 | 〇 |
操作 | 物理ボタン、タッチパネル | 物理ボタン、タッチパネル |
価格 | 19,800円(税抜)(グローバル通信2年付き) 18,000円(税抜)(グローバル通信なし) |
56,000円(税抜)(国内専用SIM(2年間使い放題)付き) 51,000円(税抜)(グローバルSIM(3GB)付き) 36,000円(税抜)(グローバルSIM(1GB)付き) 26,000円(税抜)(SIMなし) |
販売サイト | ポケトーク公式サイト | Amazon 楽天市場 |
※価格は変更になっている場合があるので、その都度販売サイトでチェックされることをおすすめします。
ポケトークWとWorld Speak(ワールドスピーク)はこんな方におすすめ
ポケトークWとWorld Speak(ワールドスピーク)はそれぞれこんな方にお勧めです。
どちらがより自分に当てはまるかチェックしてみましょう。
ポケトークWはこんな方におすすめ
- 翻訳機の購入費用・ランニングコストをなるべく安く抑えたい
- ポケトークWの対応言語やグローバルSIMの対応国で十分
World Speak(ワールドスピーク)はこんな方におすすめ
- ポケトークWが対応していない言語も使いたい
- ポケトークのグローバルSIMが対応していない国や地域にも幅広く対応したい
- オフライン翻訳も使いたい
World Speak(ワールドスピーク)の方が対応言語が多い
ポケトークWの対応言語が74言語なのに対し、World Speak(ワールドスピーク)の対応言語はオンラインで155言語です。
ポケトークWも対応言語としては、他の翻訳機の中でも多い方ですが、World Speak(ワールドスピーク)の対応言語の多さは圧倒的ですね。
グローバルSIMの対応国で見ても、ポケトークは133の国と地域で対応しているのに対し、World Speak(ワールドスピーク)は178の国と地域で対応しているのでより幅広いです。
オフライン翻訳については、ポケトークは当該機能はないのに対し、World Speak(ワールドスピーク)については17言語で対応しています。
ポケトークWとWorld Speak(ワールドスピーク)のデメリット
ポケトークWとWorld Speak(ワールドスピーク)のデメリットとしては以下のものが挙げられます。
購入前には念のためチェックしておきましょう。
ポケトークWのデメリット
- 通信環境の無い所では使用できない
- World Speak(ワールドスピーク)に比べると、対応言語とグローバルSIM対応国の数は少ない
World Speak(ワールドスピーク)のデメリット
- 価格が高い
- ポケトークWと同様、文字翻訳機能はない
- オフライン翻訳の精度が未知数
- グローバルSIM付きモデルはチャージ手続が必要な場合も
World Speak(ワールドスピーク)は価格の高さがネック
World Speak(ワールドスピーク)は対応言語とグローバルSIMの対応国の幅広さが魅力的ですが、価格が26,000円~56,000円(税抜)と翻訳機の中ではかなり高い部類になっています。
グローバルSIM付きのモデルを購入する場合は、1GB又は3GBの通信容量の制限があります。
それを超えると、公式サイトのマイページでチャージ手続をする必要があり、追加料金が必要となります。
ポケトークWはグローバルSIM付きモデルでも2年間使い放題なので、その間に追加料金がかかることはありません。
ポケトークWはポケトークSが最新機種として登場してから、グローバルSIM付き(2年間使い放題)のモデルでも19,800円(税抜)と大幅値下げとなりました。
2年間使った後の延長料金も1年間5000円(税抜)又は2週間3000円(税抜)であり、他の費用はかからないので、安いだけでなくコストも計算しやすくて安心です。
オフライン翻訳の精度が未知数
オンライン翻訳・オフライン翻訳どちらも可能な翻訳機は、World Speak(ワールドスピーク)以外にもいくつかありますが、一般的にはオフライン翻訳はあまり精度が良くないことが多いです。
World Speak(ワールドスピーク)の場合は、2019年12月6日発売のため、まだオフライン翻訳の精度についての口コミが出揃っていません。
他の翻訳機の傾向からすると、事前に口コミを調べずに、オフライン翻訳機能に期待して購入を決めるのは少し怖いかなと思います。
ポケトークWもWorld Speak(ワールドスピーク)もカメラ翻訳(文字翻訳)機能はない
ポケトークWにもWorld Speak(ワールドスピーク)にも共通するデメリットですが、両者にはカメラ翻訳(文字翻訳)機能がありません。
最近では音声翻訳だけでなく、翻訳機についているカメラで撮影することで、レストランのメニューや街中の看板などの文字を翻訳することができる翻訳機が徐々に増えています。
例えば、2019年12月6日発売のポケトークSがそうです。
ポケトークSについて興味のある方はこちらの関連記事をご参照ください。
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個人的はおすすめはポケトークW
使いたいシチュエーションによって、どちらがよいかは異なるとは思いますが、個人的にはポケトークWがおすすめです。
World Speak(ワールドスピーク)に比べると、ポケトークWは対応言語とグローバルSIM対応国の数では負けていますが、こちらも対応数としては十分多いです。
多くの方にとってはポケトークWでも十分な機能を備えているのではないでしょうか。
World Speak(ワールドスピーク)でしか対応していない言語を使いたい場合は、さすがにWorld Speak(ワールドスピーク)の方が良いでしょう。
ポケトークWはグローバルSIM付きモデルでも19,800円(税抜)と大幅値下げになったのが魅力的。
これで2年間使い放題というのは他の翻訳機ではなかなかないです。
せっかく購入したのであれば、通信容量を気にしてチマチマ使うより、徹底的に使い倒したいですよね。
語学学習にもガンガン利用することができますよ。
ポケトークWの特徴について更に詳しく知りたい方は、下記の関連記事をご参照ください。
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ポケトークWとWorld Speak(ワールドスピーク)の比較まとめ
ポケトークWとWorld Speak(ワールドスピーク)を比較してみました。
対応言語とグローバルSIM対応国の数にこだわるなら、World Speak(ワールドスピーク)。
そうでないならポケトークWの方が良さそうです。