この記事では自動翻訳機(音声翻訳機)として人気のあるポケトークWと、KAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5)の特徴と違いについて、徹底比較しています。それぞれ異なった特徴があるので、どちらがより自分に合った翻訳機なのか、検討に役立てていただければ幸いです。
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ポケトークSとKAZUNA eTalk5を徹底比較!どっちの翻訳機がおすすめ?
この記事では自動翻訳機(音声翻訳機)として人気のあるポケトークSと、KAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5)の特徴と違いについて、徹底比較しています。それぞれ異なった特徴があるので、どちらが ...
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ポケトークWとKAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5)の特徴とそれぞれの違い
ポケトークWとKAZUNA eTalk(カズナ・イートーク)の特徴について、まずは簡単な表で確認していきます。
名称 | ポケトークW | KAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5) |
本体画像 | ||
発売日 | 2018年9月7日 | 2018年12月7日 |
対応言語 | 74言語 | 73言語 |
グローバル通信対応国 | 133の国と地域 | 143か国 |
インターネット接続 | 必要 | オフラインでも一部使用可 |
翻訳機能 | 双方向 | 双方向 |
テキスト表示 | 〇 | 〇 |
グローバルSIMの通信料 | 通信料なし(ソースネクストが負担) | チャージ手続が必要 |
操作 | 物理ボタン、タッチパネル | 物理ボタン、タッチパネル |
その他機能 | 無料学習アプリ「POCKETALK Link」との連携あり | 撮って翻訳、チャット翻訳など |
価格 | 19,800円(税抜)(グローバル通信2年付き)
18,000円(税抜)(グローバル通信なし、Wi-fi環境必要) |
2,698円(税込)で販売中!!(2020.8.21現在) ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ |
販売サイト | ポケトークW公式サイト | KAZUNA eTalk5販売サイト(楽天) |
ポケトークWとKAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5)はこんな方におすすめ
ポケトークWとKAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5)はそれぞれこんな方にお勧めです。
どちらがより自分に当てはまるかチェックしてみましょう。
ポケトークWはこんな方におすすめ
- 一対一の双方向での音声翻訳機能があれば十分
- グローバルSIMのチャージの手続が面倒
KAZUNA eTalk5はこんな方におすすめ
- とにかく安く自動翻訳機を使ってみたい
- 通信環境を気にすることなく、オフラインでも安心して使いたい(飛行機内など)
- 撮って翻訳やチャット翻訳など、色々な機能を使ってみたい
KAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5)の方が多機能
ポケトークWとKAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5)を比較すると、後者の方が多機能です。
具体的には、KAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5)にはポケトークWにはないオフライン翻訳機能、撮って翻訳機能、チャット翻訳機能があります。
KAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5)はオフライン翻訳もあり
KAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5)は、オンライン翻訳だけでなく、一部の言語についてオフライン翻訳にも対応しています。
KAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5)のオフライン翻訳の対応言語は、以下の表の通りです。
翻訳元 | 翻訳先 |
---|---|
日本語 | 英語、中国語、韓国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ロシア語 |
英語 | 日本語、中国語、韓国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ロシア語 |
中国語 | 日本語、英語、韓国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ロシア語 |
韓国語 | 日本語、英語、中国語 |
スペイン語 | 日本語、英語、中国語 |
フランス語 | 日本語、英語、中国語 |
ドイツ語 | 日本語、英語、中国語 |
ロシア語 | 日本語、英語、中国語 |
KAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5)の撮って翻訳機能とは
KAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5)の撮って翻訳機能とは、外国語のメニューなどを撮影すると、訳したい場所を選択するだけで翻訳結果が表れる機能です。
撮って翻訳の対応言語
日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ロシア語
KAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5)のチャット翻訳機能とは
KAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5)のチャット機能とは、KAZUNA eTalk5を持っている者同士で、離れていても複数人と会話をすることができます。
ポケトークWとKAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5)のデメリット
ポケトークWとKAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5)のデメリットとしては以下のものが挙げられます。
購入前には念のためチェックしておきましょう。
ポケトークWのデメリット
- 通信環境の無い所では使用できない
- 基本的に音声翻訳機能に特化しており、撮って翻訳機能やチャット翻訳機能などの機能はない
KAZUNA eTalk5のデメリット
- オフライン翻訳の精度(評判)があまり良くない
- グローバルSIMの利用にはチャージの手続が必要
KAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5)のグローバルSIMカードはチャージ手続が必要
KAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5)の本体と一緒に販売されている「翻訳専用グローバルSIM」は、10万秒(28時間弱)程度利用できるデータ量が内蔵されています。
このデータ量を使い切るか、通信を開始してから2年を経過すると、本SIMカードによる通信はできなくなります。
チャージをすれば再度使用可能なのですが、本SIMカードが通信できなくなってから30日以内でなければチャージできないというデメリットがあります。
通信チャージは「KAZUNA eShop」で購入することができます。
30日を経過すると、新たに「翻訳専用グローバルSIM」を購入する必要があります。
「翻訳専用グローバルSIM」は同じく「KAZUNA eShop」で購入することができます。
「翻訳専用グローバルSIM」は10万秒程度(約28時間弱)ならチャージがなくても使えるとのことですが、これが具体的に何GB、何MB分使えるのか正直不透明です。
そのため、チャージにかかる費用も見通しが立ちにくく、他の翻訳機と十分に比較検討して購入したい立場からすると、不安が残ります。
ポケトークWの特徴について更に詳しく知りたい方は、下記の関連記事をご参照ください。
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個人的なおすすめは安くてカメラ翻訳が使えるKAZUNA eTalk5
KAZUNA eTalk5が大幅値下げされる前は、チャージ手続不要で2年間使い放題のポケトークWをおすすめしていたのですが、
KAZUNA eTalk5が3000円弱で販売されるようになってからは、さすがにeTalk5の方をおすすめしますね。
自動翻訳機としては他には類を見ない安さなので、今まで手が出なかったけど、試しに使ってみたい方にはうってつけです。
対応言語もポケトークとさほど差はありませんし、eTalk5はカメラ翻訳がついているので、お値段の割にかなり高機能なので、コスパは最強です。
オンラインで使用するにはチャージ手続が必要なのがネックですね。
こちらの手続きが面倒、あるいは予想以上に費用がかさむのが怖いという方は、ポケトークを選択するのもアリだと思います。
ポケトークWとKAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5)の比較まとめ
ポケトークWとKAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5)を比較してみました。双方向でコミュニケーションできる翻訳機としては共通なので、KAZUNA eTalk5(カズナ・イートーク5)の多機能をどうとらえるか、チャージの手間や費用をどうとらえるかによってどちらを選ぶべきか変わってくると思います。