この記事では自動翻訳機(音声翻訳機)のポケトークSと、Langogo(ランゴーゴー)の特徴と違いについて、徹底比較しています。それぞれ異なった特徴があるので、どちらがより自分に合った翻訳機なのか、検討に役立てていただければ幸いです。
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ポケトークSとLangogo(ランゴーゴー)の特徴とそれぞれの違い
ポケトークSとLangogo(ランゴーゴー)の特徴について、まずは簡単な表で確認していきます。
名称 | ポケトークS | Langogo Genesis |
本体画像 | ||
重量 | 75g | 115g |
対応言語 | 74言語(音声&テキスト:55言語、テキストのみ19言語) | 104言語(オフライン4言語) |
カメラ翻訳 | 〇(55言語対応) | × |
モバイルルーター機能 | × | 〇 |
インターネット接続 | 必要 | オフライン翻訳は不要 |
価格 | 29,800円(税抜)(グローバル通信2年付き) 24,800円(税抜)(グローバル通信なし) |
本体 28,000円(税抜) |
販売サイト | ポケトーク公式サイト | Amazon 楽天市場 |
※価格は変更になっている場合があるので、その都度販売サイトでチェックされることをおすすめします。
ポケトークSとLangogo(ランゴーゴー)はこんな方におすすめ
ポケトークSとLangogo(ランゴーゴー)はそれぞれこんな方にお勧めです。
どちらがより自分に当てはまるかチェックしてみましょう。
ポケトークSはこんな方におすすめ
- カメラ翻訳(文字翻訳)を使いたい
- AI英会話レッスン機能を使いたい
- ネックストラップなどのアクセサリーがあった方がよい
Langogo(ランゴーゴー)はこんな方におすすめ
- 対応言語は多い方がいい
- 翻訳機をWi-Fiルーターとして使いたい
- オフライン翻訳も使いたい
Langogo(ランゴーゴー)の方が対応言語が多い
Langogo(ランゴーゴー)の対応言語は104言語なのに対し、ポケトークSの対応言語は74言語(音声&テキスト:55言語、テキストのみ:55言語)となっています。
外国人観光客の対応など、不特定多数の外国人が相手になる場合は対応言語が多い方が安心ですね。
とはいえ、ポケトークSの74言語も比較的対応言語は多い方なので、ポケトークSでも十分と感じるかもしれません。
ただ、Langogo(ランゴーゴー)の方は4言語に限られますが、オフライン翻訳もできます。
ポケトークSはオフライン翻訳には対応していないので、対応言語に関してはLangogo(ランゴーゴー)の方が有利と言えます。
オンライン翻訳の通信料が2年間無料なのは共通するメリット
どちらもSIMを使うタイプの翻訳機ですが、どちらも通信料は2年間無料で使い放題となっています。
通常は別途通信料がかかるものがほとんどですが、この2つの翻訳機はどちらも2年間無料です。
3年目以降は1年あたり5000円で使用期限を延長できるのも共通です。
通信料を無料とする翻訳機はレアな方ですので、共通のメリットと言えます。
ポケトークSとLangogo(ランゴーゴー)のデメリット
ポケトークSとLangogo(ランゴーゴー)のデメリットとしては以下のものが挙げられます。
購入前には念のためチェックしておきましょう。
ポケトークSのデメリット
- 通信環境の無い所では使用できない
- モバイルルーター機能はない
Langogo(ランゴーゴー)のデメリット
- 通信環境の無い所では使用できない
- カメラ翻訳(文字翻訳)機能がない
- アクセサリーがほとんどない
ポケトークSにはモバイルルーター機能はない
ポケトークSにはLangogo(ランゴーゴー)と異なり、モバイルルーター機能はありません。
翻訳機をWi-Fiルーターの代わりにも使用したい方は、Langogo(ランゴーゴー)の方が良いかもしれません。
ただ、Langogo(ランゴーゴー)でWi-Fiルーター機能を使用する場合、別途SIMカード又はデータプランの購入が必要です。
内蔵eSIMは翻訳機能のみ使い放題ということになっているからです。
Langogo(ランゴーゴー)にはカメラ翻訳機能がない
Langogo(ランゴーゴー)にはカメラ翻訳(文字翻訳)機能がありません。
カメラ翻訳があれば、レストランのメニューや街中の看板、注意書きなどが読めるようになるので便利です。
カメラ翻訳があった方が安心という方は、ポケトークSの方を選びましょう。
ポケトークSのカメラ翻訳は55言語対応と、カメラ付きの翻訳機の中でも対応言語はかなり多い方です。
ポケトークSのカメラ翻訳について気になる方は、レビュー記事の中で紹介しているのでこちらの関連記事をご覧ください。
Langogo(ランゴーゴー)はアクセサリーがほとんどない
ポケトークSは専用ケースや画面保護シール、ネックストラップ、防水ケースなどアクセサリーが豊富です。
これに対しLangogo(ランゴーゴー)はAmazonや楽天で専用ケースや保護フィルムの販売が確認できましたが、その他のアクセサリーはないようです。
アクセサリーは不要という方にとって、この点は重要な要素ではないですが、ポケトークの導入事例を見ているとネックストラップを使用している企業が多いです。
インバウンド対応ツールとして使う場合は、ポケトークの方が使い勝手が良いかもしれません。
個人的なおすすめはポケトークS
自動翻訳機は海外旅行のために使用される方が多いです。
海外旅行でおすすめなのはポケトークSです。
カメラ翻訳があれば、何語かわからなくても自動認識で文字が読めるようになるので、何かと便利です。
注意書きのような看板が出ていた時に、そこに何が書かれているのか分からないと不安になってしまいます。
音声入力では長すぎて面倒な文章も、カメラで一度撮れば一気に翻訳することができます。
ポケトークSのカメラ翻訳は55言語対応で、対応言語も多いです。
インバウンド対応ツールとして使う場合で、カメラ翻訳は使わないという場合であれば、対応言語の多いLangogo(ランゴーゴー)もアリだと思います。
ただ、Langogo(ランゴーゴー)はアクセサリーに乏しく、公式サイトを見ても本体の販売のみとなっています。
インバウンド対応ツールとして使う場合は、瞬時に取り出せるようにネックストラップを使って首からぶら下げている場合が多いので、少々不便かもしれません。
したがって、対応言語数では劣るものの、使い勝手を考えるとポケトークSの方にやや軍配が上がるかなと思います。
重量もポケトークSは75gなのに対し、Langogo(ランゴーゴー)は115gです。
翻訳機を使用する企業の中には、重量がポイントになっているところもあるので、この点をどうとらえるかにもよると思います。
ポケトークSとLangogo(ランゴーゴー)の比較まとめ
ポケトークSとLangogo(ランゴーゴー)を比較してみました。
どちらもSIMは2年間使い放題で、通信料は気にしなくて良いのが共通して素晴らしいところですね。
それぞれ違った強みがあるので、どういう場面で使いたいか、使いたい機能が備わっているかどうかで判断することになりそうです。