自動翻訳機(音声翻訳機)のひとつであるMayumi3(マユミスリー)。この翻訳機はどのような特徴を持つのでしょうか。気になる価格やレンタルできるサービスがあるかについても調べてみました。
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Mayumi3(マユミスリー)の特徴
Mayumi3は、一言で言うと、とにかく多機能。
他の翻訳機では見られないような機能が多数あります。
Mayumi3の特徴について、まずは簡単な表で書いてみると以下のような感じになります。
名称 | Mayumi3 |
本体画像 | |
対応言語 | 86言語(オフラインは8言語) |
インターネット接続 | オフライン翻訳も一部可 |
グローバルSIM対応国 | 87ヶ国 |
グローバルSIMの通信料 | チャージ手続が必要 |
翻訳機能 | 双方向 |
テキスト表示 | 〇 |
画像翻訳 | 〇 |
操作 | 物理ボタン、タッチパネル |
SIM | SIMロックフリー |
価格 | 29,800円(グローバルデータSIM付き) |
販売サイト | Amazon 楽天市場 |
Mayumi3の特徴
Mayumi3の特徴を細かく見て行くと、以下のようなことが言えます。
Mayumi3の特徴
- 85言語 双方向音声対応 ※対応言語総数は86言語
- 双方向オフライン翻訳
- グループ翻訳
- 録音翻訳(ボイスレコーダー)
- OCR翻訳
- カメラ翻訳
- Wi-Fiルーター機能
それぞれどういう特徴なのか、1つずつ解説していきます。
85言語 双方向音声対応
Mayumi3の対応言語総数は86言語。
ポケトークWの74言語よりも多いです。
ラーオ語(ラオス)が音声出力には対応していませんが、その他85言語については、音声入力・音声出力・テキスト入力のいずれにも対応しています。
任意の言語を選んで、双方向での翻訳ができます。
双方向オフライン翻訳
Mayumi3は一部の言語についてはオフライン翻訳にも対応しています。
オフライン翻訳 対応言語 | 日本語 中国語 英語 韓国語 ドイツ語 フランス語 イタリア語 ポルトガル語 ※任意の言語で双方向での音声翻訳が可能 |
グループ翻訳(会議)
Mayumi3またはMayumillの翻訳機を持っている人同士で遠隔地での会話が可能です。
インターネットに接続し85言語で翻訳しながら会話ができるので、多国籍企業での電話会議などにも利用が可能です。
最大500人(理論値)まで、グループ翻訳通話に参加できます。
録音翻訳(ボイスレコーダー)
会議や大切な内容などを録音するための、ボイスレコーダーとしても使用できます。
英語・中国語・広東語を録音の場合は、録音内容を約1時間、他国の言語に翻訳することもできます。
OCR翻訳・カメラ翻訳
Mayumi3には、カメラで写した内容をテキストへ変換する2種類の機能(OCR翻訳・カメラ翻訳)があります。
下の動画はOCR翻訳・カメラ翻訳の機能について説明した動画になります。
前半はカメラ翻訳、後半はOCR翻訳を使用しています。
OCR翻訳
OCR翻訳は、カメラで写した写真のテキストをOCR(光学文字認識)技術で読み取り、瞬時に画面上で翻訳することが可能です。
旅先での地図・交通標識の確認やレストランでメニューの翻訳などに便利です。
カメラ翻訳
カメラで写した原文をテキストへ変換し、翻訳することが可能です。
テキスト化された文章は原文も翻訳も音声で読み上げることも可能です。
新聞や雑誌なども簡単に翻訳できるので語学学習にも最適です。
カメラ翻訳 対応言語 | 日本語 中国語 英語 韓国語 フランス語 ドイツ語 スペイン語 ロシア語 イタリア語 アラビア語 ポルトガル語 トルコ語 ギリシャ語 |
Wi-Fiルーター機能
SIMカードを使えばWi-Fi環境がない場所でも使用することができます。
またMayumi3は、Wi-Fiルーターとしても使用できるので、海外でWi-Fiルーターをレンタルする必要がありません。
履歴参照機能
翻訳や録音・カメラ翻訳などの履歴は本体にデータとして保存されています。
USBケーブルでPCと接続すれば、テキストファイルや音声ファイル、画像ファイルの確認ができファイルをPCに保存することも可能です。
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Mayumi グローバルデータ SIMについて
Mayumi3のグローバルデータSIMは世界87ヶ国で4G(3G)高速通信利用可能のSIMです。
mtx CONNECT製のSIMカードで、Wi-Fiルーターとしても使用可能。
つまり、他の機器でWi-Fiを使用することができるようになります。
使う分だけチャージして使う完全プリペイドタイプで、最初に7ユーロ(約910円)分がチャージ済みとなっています。
有効期間は、チャージ又はアクティベーションしてから1年間有効なので、これに気を付ければ半永久的に利用可能です。
MayumiのグローバルデータSIMはまずアクティベーション(開通作業)が必要です。
詳細については下記の公式マニュアルをご参照ください。
さらに詳しく
マニュアルの動画版はコチラです。↓
SIM利用可能国(*マークの国はスマホでは使用できません。)
アイスランド | アイルランド | アゼルバイジャン | アメリカ* (グアム非対応) | アルバニア |
アルメニア | アンドラ | イギリス | イスラエル | イタリア(バチカン市国とサンマリノ含む) |
イラン | インドネシア* | ウクライナ | ウズベキスタン | ウルグアイ |
エジプト | エストニア | オーストラリア | オーストリア | オランダ |
カザフスタン | カナダ | 韓国 | カンボジア | キプロス |
ギリシャ | クウェート | グリーンランド | クロアチア | コスタリカ |
ジャージー | ジョージア | シンガポール | スイス | スウェーデン |
スペイン(カナリー諸島含む) | スリランカ | スロバキア | スロベニア | セルビア |
タイ | 台湾 | チリ | チェコ | 中国* |
デンマーク | ドイツ | トルコ | 日本 | ニュージーランド |
ネパール | ノルウェー | パプアニューギニア | パラグアイ | ハンガリー |
フィリピン | フィンランド | フランス | ブルガリア | ブルネイ |
ベトナム | べラルース | ペルー | ベルギー | ポーランド |
ボスニアヘルツェゴビナ | ポルトガル(アゾレス諸島とマデイラ諸島含む) | 香港 | ホンジュラス | マカオ |
マケドニア | マルタ | マレーシア | 南アフリカ共和国 | ミャンマー |
モナコ | モルドバ | モンゴル | モンテネグロ | ラオス |
ラトビア | リトアニア | リヒテンシュタイン | ルーマニア | ルクセンブルク |
レウニオン | ロシア |
Mayumi3のメリット
ili(イリー)のメリット
- 対応言語が多い
- カメラ翻訳や録音翻訳など機能が多い
- Wi-Fiルーターとしても使用できる
Mayumi3の特徴は機能の多さ。
対応言語はポケトークWの74言語を超える多さで、音声出力・テキスト表示も85言語でバッチリ対応しています。
また、カメラ翻訳に対応している翻訳機はまだ数が多くないですが、Mayumi3にはこの機能があります。
録音翻訳は他の翻訳機にはない機能ですね。
これらの機能を色々試してみたい方にはMayumi3はおすすめです。
Mayumi3を購入される方の中には、Wi-Fiルーターとしての機能を期待する方も多数。
Wi-Fiルーターをレンタルする費用を節約できるのが便利ですね。
Mayumi3のデメリット
Mayumi3には以下のデメリットがあります。
Mayumi3のデメリット
- オフライン翻訳の評判(精度)があまり良くない
- SIMの設定が難しいとのレビューが多い
- 翻訳開始時に音が鳴らないので、ちゃんと翻訳できているか分かりづらい
- 使い方によっては電池の消耗が激しい
オフライン翻訳が使える翻訳機は、オンライン翻訳に比べて精度が落ちることがほとんど。
多機能のMayumi3ですが、オフライン翻訳の精度は例にもれず、あまり良くないとの評判が目立ちます。
インターネット接続が不要なオフライン翻訳は、いざという時のためにあると安心ですが、過度には期待しない方が良さそうです。
Mayumi3は翻訳開始時には音が鳴らない仕様なので、音が鳴るタイプに比べるとちゃんと翻訳ができるのか分かりづらくなっています。
これについては今後の改善に期待ですね。
Mayumi3はWi-Fiルーターとしても利用できるのが便利ですが、その分電池の減りが早いとの声もあります。
人によってはモバイルバッテリーなども用意する必要がありそうです。
Mayumi3はWiFi環境下だとすぐに利用できたけれども、SIMの設定が難しいとのレビューが多数見られます。
MayumiのグローバルデータSIMはまずアクティベーション(開通作業)が必要です。
公式のマニュアルは下記のリンク先にあるので、自力で設定できそうか購入前に確認されることをおすすめします。
さらに詳しく
マニュアルの動画版はコチラです。↓
また、7ユーロ(約910円)分が最初にチャージ済みとはいうものの、どれくらい使用可能な容量なのか事前に分かりにくく、ランニングコストが想像以上に膨らむ可能性もあるのが少し不安ですね。
上記のようなチャージ手続が面倒という方はポケトークW(グローバル通信付き)をおすすめします。
ポケトークWは箱を開けると簡単な初期設定ですぐに使えるタイプで、グローバル通信付きでも通信料がかからず2年間使い放題です。
カメラ翻訳などの機能がないのが欠点ですが、スマホ感覚で簡単に使えますよ。
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Mayumi3の気になる価格
Mayumi3の本体価格は、さくらモール公式ショップによると、
- グローバルSIM付き 29,800円(税抜)
- グローバルSIM+3年保証付き 32,780円(税抜)
となっています。
ただ、3年保証のないグローバルSIM付きであれば、Amazonの方が安く購入することができます。
3年保証付きの場合の価格については、どのショップで購入しても金額は変わらないようです。
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Mayumi3をレンタルできるサービスはある?
Mayumi3をレンタルできるサービスがあるかどうか探してみましたが、2019年11月13日現在では見つけることができませんでした。
前身のMayumiⅡでは、ラッキーWiFiというところがレンタル対応しているようですが、Mayumi3はなさそうです。
Mayumi3の特徴まとめ
Mayumi3は多機能なところが便利ですが、SIMカードの設定など扱いが難しい面もあります。
日本語版のマニュアルを事前に読んでみて、設定がちゃんとできそうかどうか確認してみてください。
難しいと思った場合は、WiFi環境で利用するか、ポケトークWなど他の翻訳機の検討もしてみましょう。
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