自動翻訳機(音声翻訳機)のひとつであるLangie(ランジー)。この翻訳機はどのような特徴を持つのでしょうか。気になる価格についても調べてみました。
▼▼Langie(ランジー)の購入はコチラ▼▼
Langie(ランジー)の特徴
Langie(ランジー)は、通信が不安な山間部・海上、災害時など通信不要でも使用できる自動翻訳機です。
Langie(ランジー)の特徴について、まずは簡単な表で書いてみると以下のような感じになります。
名称 | Langie(ランジー) |
本体画像 | |
発売日 | 2019年4月27日(S2モデル)、2019年9月28日(S2-GSIMモデル) |
対応言語 | オンライン翻訳53言語 オフライン翻訳13言語 |
インターネット接続 | オフラインでも一部可 |
翻訳機能 | 双方向 |
テキスト表示 | 〇 |
操作 | 物理ボタン、タッチパネル |
その他機能 | 画像検索、電子辞書、単語学習、リスニング機能など |
価格 | 32,780円(税込)(S2-GSIMモデル、グローバル通信2年付き)
27,280円(税込)(S2モデル、国内通信SIM1年付き) |
販売サイト | Amazon 楽天市場 |
Langie(ランジー)の特徴
Langie(ランジー)の特徴を細かく見て行くと、以下のようなことが言えます。
Langie(ランジー)の特徴
- 対応言語はオンラインで53言語、オフラインで13言語
- 単語200、フレーズ160などの学習機能付き
- 画像検索、マルチメディア機能など多彩な機能付き
それぞれどういう特徴なのか、1つずつ解説していきます。
Langie(ランジー)の対応言語
Langie(ランジー)はオンラインで28言語、オフラインで13言語に対応しています。
オンライン翻訳はSIMカード対応でどこでもオンライン翻訳ができます。
オンライン翻訳の対応言語はLangie公式サイトでご確認ください。
オフライン翻訳の対応言語については、以下の通りです。
■オフライン翻訳対応言語(13言語)■
イタリア語、インドネシア語、オランダ語、スペイン語、ドイツ語、ヒンディー語、フランス語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、日本語、英語、中国語(簡体字)
オフライン翻訳のコツ
Langie(ランジー)のオフライン翻訳は、オンライン翻訳よりも精度があまり良くなく、長文や複雑な文章の翻訳はできないとされています。
Langie(ランジー)公式サイトでは、オフライン翻訳のコツとして以下のようなものが紹介されています。
Langie(ランジー)のオフライン翻訳を使用する際は、以下の点に注意して利用してみましょう。
オフライン翻訳のコツ
- 主語を必ず入れる。
- 単語や短文にする。
- 長い文章は2つに分ける。
- 具体的な地名や場所の名前ではなく、一般的な名称にする。
- 敬語・丁寧語・謙譲語は使用しない。
- 否定形を使った質問文は避ける。
学習機能について
Langie(ランジー)には、学習機能として「単語200」「フレーズ160」の機能があります。
どちらもオフラインで利用できる機能なので、通信が使えない時のコミュニケーションの補助として使うことができます。
単語200とは
38言語13カテゴリによる数字や果物など基本単語を学習することができる機能です。
単語200の収録カテゴリ(13カテゴリ)
数学、文字、時刻、月、週、果物、野菜、食べ物、図形、スポーツ、楽器、星座干支
フレーズ160とは
フレーズ160とは、41言語10カテゴリによるあいさつなどの基本フレーズを学習することができます。
例えば、「あなたはどこに住んでいますか?」「お仕事は何をなさっていますか?」などのフレーズを学ぶことができます。
フレーズ160の収録カテゴリ(10カテゴリ)
基本、あいさつ、基本的質問、時間、パーティー、注文・食事、ロマンス、友だちを作る、移動・交通、緊急事態
辞書機能について
Langie(ランジー)には、通信が使えない時のコミュニケーションの補助として、多言語辞書機能が付いています。
14言語29冊の辞書があり、「音声入力」と「キーボード入力」で検索することが可能です。
その他の機能について
Langie(ランジー)には、その他以下のような機能もあります。
機能 | 説明 |
履歴・お気に入り | オンライン翻訳の結果を履歴やよく使う文章をお気に入り登録できます |
リスニング | 最大原稿用紙(400字)2500枚文の文章をランジーが読み上げます。33言語対応します。 |
画像検索 | 音声入力で場所・建造物・人物等を検索画像で表示。行きたい場所や食べ物を画像で伝えます。 |
コミュニティ | 他のユーザーとLangieを通じてコミュニケーションをすることができます。 |
マルチメディア | 画像、ワイドFMラジオ 新機能、動画・音楽プレイヤーとして使うことができます。災害情報もワイドFMだから聞くことができます。 |
拡声器・録音 | 会話や会議の録音ができるボイスレコーダーとして使えます。 |
時計 | 現在時刻・アラームを設定できます。 |
電話 | 通話またはSMS可能なSIMを使うことができます。 ※ランジー専用SIMでは利用できません。 |
ホットスポット | データSIM カードを利用すれば、Wi-Fi のアクセスポイントにすることができます。 ※ランジー専用SIMでの利用は推奨されていません。 |
より詳しく知りたい方はLangie(ランジー)のWeb用ユーザーガイドをご覧ください。
▼▼Langie(ランジー)の購入はコチラ▼▼
Langie(ランジー)のメリット
Langie(ランジー)のメリット
- オンライン・オフラインのどちらでも翻訳できる
- 基本単語・フレーズ学習機能がある
- グループ翻訳機能がある
Langie(ランジー)はオンライン・オフラインのどちらでも翻訳が可能な翻訳機です。
オンラインで53言語、オフラインで13言語と対応言語も多めなのが良いですね。
基本単語や基本フレーズが学習できる機能については、他の翻訳機には見られない機能です。
ペラペラ話せるわけではないけど、基本単語くらいはチェックしておきたいという方には良いでしょう。
グループ翻訳機能がある翻訳機はあまり多くないので、これがあるのも魅力的ですね。
Langie(ランジー)のデメリット
Langie(ランジー)には以下のデメリットがあります。
Langie(ランジー)のデメリット
- オフライン翻訳の精度(評判)があまり良くない
- カメラ翻訳機能がない
- 値段が高め
オンライン・オフライン両方で翻訳できる翻訳機にありがちなことですが、Langie(ランジー)についても、オフライン翻訳はオンライン翻訳に比べると精度があまり良くないようです。
Langie(ランジー)はオフラインでも13言語使えるのが魅力的ですが、基本的にオンラインで使用することを前提に考えた方が良さそうです。
また、2019年12月6日発売のポケトークSにカメラ翻訳機能が新しく実装されたことからもうかがえるように、カメラ翻訳(文字翻訳)機能が付いた翻訳機が次々と発売されてきています。
少し前まではカメラ翻訳機能が付いている翻訳機の方が珍しかったですが、ポケトークにもカメラ翻訳機能が付いたものが出てきたとなると、逆にその機能が付いていない翻訳機だと物足りなく感じてきますね。
価格については後で紹介しますが、安価で高機能な翻訳機が次々と発表されてきているので、Langie(ランジー)の価格は少し割高に感じるので、そこはデメリットかなと思います。
グローバル通信付きであれば、ほぼ同価格のポケトークSの方が音声&テキスト:55言語対応、テキストのみ:20言語対応と対応言語も多く、カメラ翻訳機能も付いているのでおすすめです。
▼ポケトークS(最新機種)について興味のある方はコチラ▼
-
ポケトークSの機能や下取りについて解説!カメラ翻訳が付いて便利!
ポケトークシリーズの最新機種ポケトークSは2019年12月6日(金)に発売。この記事ではポケトークSの気になる機能について徹底解説します。価格や下取りについての情報もついても解説しています。 ▼ポケト ...
続きを見る
Langie(ランジー)の気になる価格
Langie(ランジー)の本体価格は、Langie(ランジー)公式ショップによると、
- S2-GSIMモデル、グローバル通信2年付き 32,780円(税込)
- S2モデル、国内通信SIM1年付き 27,280円(税込)
となっています。
国内通信SIMは海外では使えないので、海外で利用される方はWi-Fi環境かで使用するか、グローバル通信付きのS2-GSIMモデルを選択しましょう。
価格はセールなどで変動していることがあるので、購入の際はAmazon、楽天とも比較して検討することをおすすめします。
▼▼Langie(ランジー)の購入はコチラ▼▼
Langie(ランジー)の特徴まとめ
Langie(ランジー)はカメラ翻訳機能がないものの、グループ翻訳機能や学習機能など様々な機能があることに強みがある翻訳機です。
使いたい機能があるか、使いこなせそうかどうか、ユーザーガイドなどもチェックして検討してみましょう。