自動翻訳機(音声翻訳機)のひとつであるili(イリー)。この翻訳機はどのような特徴を持つのでしょうか。気になる価格や口コミ・評判についても調べてみました。
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ili(イリー)の特徴
ili(イリー)は一言で言うと、ズバリ、オフライン音声翻訳機です。
シンプルで扱いやすいという特徴があります。
以下の2分強の動画で、ili(イリー)を使用している様子について紹介しています。
ili(イリー)の特徴について、簡単な表で書いてみると以下のような感じになります。
名称 | ili(イリー) |
本体画像 | |
対応言語 | 3言語(日本語から、英語・中国語・韓国語) |
インターネット接続 | 不要 |
翻訳機能 | 一方向 |
テキスト表示 | × |
グローバルSIMの通信料 | オフラインなので不要 |
操作 | 物理ボタン |
価格 | 19,800円(税抜) |
販売サイト | Amazon 楽天市場 |
ili(イリー)の特徴
ili(イリー)の特徴を細かく見て行くと、以下のようなことが言えます。
ili(イリー)の特徴
- インターネット接続が不要
- 一方向の翻訳機
- 3つの言語に対応
- 旅行用に特化している
それぞれどういう特徴なのか、1つずつ解説していきます。
ili(イリー)はインターネット接続が不要
ポケトークWをはじめとする他の翻訳機では、インターネット接続をしたうえで使用するものが多いですが、ili(イリー)ではインターネット接続は不要です。
海外旅行中にWi-Fiスポットやインターネット回線を探す手間がなく、手軽に使えます。
また、独自の翻訳エンジン「STREAM」を使用することで、最速0.2秒という翻訳スピードの早さを実現しています。
ili(イリー)は一方向の翻訳機
ili(イリー)は一方向翻訳機となっています。
つまり、自分の伝えたいことを相手に伝える、「意志を伝えるツール」ということに特化しているということです。
相手の言葉は日本語などに翻訳されないので、分からないままです。
なぜ一方向なのか?
一方向のコミュニケーションでは機能として物足りないと思う方もいるかもしれませんが、双方向だと逆に使用者の満足度が下がるという実証実験の結果に基づいて開発されています。
翻訳機というものは、相手も使い方が分からないので、その説明のために余計なやり取りが発生したり、ストレスが溜まってしまいます。
その結果、双方向の翻訳機能があっても使われなくなるのだそうです。
最初はili(イリー)ではなく、翻訳アプリの開発をしていたけれども、皆スマホの方を向いてお互い目を合わさない。
一方向翻訳機のili(イリー)だと相手の目を見て、コミュニケーションが取れる。
ちょっとした一言が言えるだけで旅が楽しくなる。
上記の動画ではそんなili(イリー)の魅力が伝わります。
ili(イリー)は3つの言語に対応
ili(イリー)は日本語から、英語、中国語、韓国語への翻訳に対応しています。
ただし、入力言語の切り替えはできません。
ili(イリー)は旅行用に特化している
ili(イリー)は「ワンフレーズの旅行会話」に特化した音声翻訳機です。
旅行でよく使うフレーズを一般会話からさらに抽出し、海外旅行専用の辞書を構成しています。
具体的には、タクシーなどの交通機関、観光、食事、買い物といった場面で力を発揮します。
逆に、商談や医療現場、業界用語など、旅行で使うことのない言葉については、ili(イリー)では対応できないとされています。
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ili(イリー)のメリット
ili(イリー)のメリット
- シンプルで扱いやすい
- 他の翻訳機に比べて価格が安い
- オフライン翻訳の中では翻訳精度が高い
ili(イリー)は余計な機能を削ってシンプルにした分、翻訳機というものに慣れていない人にも分かりやすくて扱いやすいです。
使い方は後でも説明しますが、「ボタンを押して話すだけ」ということに尽きます。
難しいことを覚える必要はないのが楽ですね。
シンプルにしているだけあって、価格も他の翻訳機に比べるとかなり安いのも嬉しいところ。
翻訳機はどれを選ぶにしても決して安い買い物ではないので、少しでも安く買えるのはありがたいですね。
他の翻訳機のオフライン翻訳だと精度が悪くて、ほとんど使い物にならないといった評判をよく見かけますが、ili(イリー)の場合はオフライン翻訳でも評判はまずまず。
多少話しかけるのにコツがありますが、全く使えないということはなさそうです。
翻訳のコツ
- ゆっくり、はっきり、標準語で話す
- シンプルで短い文章を話す
- え〜、などの不必要な言葉は話さない
ili(イリー)のデメリット
ili(イリー)には以下のデメリットがあります。
- 対応言語が少ない
- 双方向の翻訳ができない
- 旅行以外のシーンは不得意
デメリットとしてまず思いつくのは、対応言語の少なさですね。
入力言語は1言語(日本語)に限られています。
出力言語については、英語、中国語、韓国語の3つ。
これらの言語だけで十分!という方には問題ないですが、外国人観光客への対応など数多くの言語への対応が必要な場合には不向きですね。
また、一方向のコミュニケーションに限られるので、現地の人との会話を楽しみたいという方にも不向きでしょう。
ili(イリー)は旅行に特化した翻訳機であることから、それ以外のシーンは不得意です。
ビジネス、医療現場、業界用語にも対応した翻訳機が必要であれば、他の翻訳機を探した方が良いでしょう。
とはいえ、ili(イリー)の強みをしっかり理解すれば、心強い旅行のお供になってくれると思います。
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ili(イリー)の使い方
ili(イリー)の使い方はシンプルです。
基本は、真ん中のメインボタンを押して話すだけ!
使える時にすぐ使える!というのがili(イリー)流。
ili(イリー)のボタンは全体で見ても、3つしかありません。
- メインボタン(リピートボタン)
- スリープボタン(電源ボタン)
- サイドボタン(認識再生ボタン・言語切り替えボタン)
スリープボタンは、長押しすると電源がON/OFFになります。
電源が入っている状態でワンプッシュすると、省電力モードとなりLEDランプがオレンジ色にゆっくりと点滅します。
サイドボタンは言語の切り替え時に使います。
長押しすると「○○語に切り替え中です」とアナウンスが流れるので、切替完了まで少し待つことになります。
ili(イリー)の詳しい使い方については、下記のページをご参照ください。
さらに詳しく
ili(イリー)の気になる価格
ili(イリー)の気になる価格ですが、ズバリ、19,800円(税抜)です。
元々インターネット接続が不要な翻訳機なので、他の翻訳機と異なりSIM付きの商品というものがありません。
ラインナップもシンプルでいいですね。
ili翻訳機本体、トラベルブック、ネックストラップ、Micro USBケーブルがまとめて付属されています。
ili(イリー)公式サイトでは海外版も販売
海外版ili(イリー)であれば、Amazonで販売されています。
英語入力版、中国語入力版、韓国語入力版の3種類が用意されています。
ili(イリー)はレンタルできる?
Trip Feverは、ポケトークWのレンタルもありますが、ili(イリー)のレンタルサービスもやっています。
空港での受取・返却もできますが、国内宅配での受取・返却も可能です。
レンタルの料金設定は独特で、長く借りれば借りるほど割安な料金設定となっています。
レンタル日数 | 1日 | 2日 | 3日 | 4日 | 5日 | 6日 | 7日 | 8日 | 9日 | 10日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
利用料金 | 1,980円 | 1,980円 | 2,680円 | 3,380円 | 4,080円 | 4,680円 | 5,280円 | 5,780円 | 6,280円 | 6,780円 |
詳しくはTrip Fever公式サイトでご確認ください。
ili(イリー)の特徴まとめ
ili(イリー)はとにかく無駄を省いたオフライン音声翻訳機です。
これをシンプルですっきりと感じるか、物足りないと感じるかは人それぞれではないでしょうか。
オフライン翻訳のみという翻訳機は今のところ、このili(イリー)だけだと思うので、その点だけでも独自の個性を生み出していると思います。
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